2017年11月09日
『公民』の進みが遅いぞ問題 part2
中学3年生の公民の授業に入ると、
『帝国書院』の教科書もあります(参考図書
)

「ニュースが分かって面白い
」

という前向きな塾生と、
「公民難しい・・・分からん
」

と、反応が別れます

公民の授業はよのなかの出来事と直結していることが多いので、
塾の短い授業時間でも、身近な話題と関連づけて教えています

先日も、「大きな政府」と「小さな政府」はどっちがいい

とたずねたところ、ほとんどの生徒が「大きな政府」

「だって国に福祉をしっかりしてほしいじゃん
」

という塾生に、
「それじゃ、消費税30%で文句はないやろ
」

「げっ、それはないそれはない
」

と、問題提起をしながら指導しています

・
・
・
しかし、『公民』の学校進度が遅いぞ問題

やはり原因は宮崎県の中3生が
『日本文教出版』と『東京書籍』の2種類の教科書
で勉強しているという点にあります

2つとも日本国憲法までは進み方が同じなんですが、
『東書』の場合・・・
民主政治⇒国会・内閣・裁判所⇒地方自治⇒経済分野
なのに対して
『日文』の場合・・・
民主政治⇒地方自治⇒国会・内閣・裁判所⇒経済分野
の流れになっています

民主政治のあとがバラバラでテスト範囲にしにくい

となると、中学校側もゆっくりと進めてしまう悪循環です





以前は、内閣ぐらいまでがテスト範囲に入っていました

・
・
・
公民が苦手でわかんないという中学3年生

慈友塾では、楽しく面白く指導しています


