2016年07月05日
禁断の果実・・・ではなく禁断の数といわれた数
むかしむかしあるところにピタゴラスという人がいました。
ピタゴラスさんは古代ギリシャの時代に南イタリアのクロトン
というところに弟子を集めて学校を作りました。
その学校でいろいろな研究をしていました。
でもピタゴラスさんは自分の研究がほかの人に知られるのを
よく思いません。そこでピタゴラスさんは
「この学校で行った研究を秘密にする。
秘密を守れなかったものは
厳しい罰に処する!」
といいました。
そしてこの学校はだんだんと秘密結社みたいに恐い学校に
なってしまいました。このときに弟子の1人のヒッパソスが
ピタゴラス教団では存在してはいけない
「ある数」をみつけてしまったのです。
それが・・・√2・・・今では一辺が1cmの対角線の長さを表す無理数です。
ピタゴラス教団では「数は宇宙を支配する!すべての数は分数で
あらわすことができる!」と教えていました。
ですがこの数は分数であらわすことがどうしてもできません・・・
このピタゴラス教団教えに反する数を見つけたヒッパソスは
他の教団の人に船上から投げ出され、殺害されてしまいました。
これが無理数の発見と言われています(諸説あり)
無理数の発見はピタゴラス教団によって発見、発表
されたという説もあるので
真実はわかりませんが・・・・
この無理数の発見は数学の歴史を変える大発見!
中学3年生!今君たちが習っているのは
世紀の大発見なんだぞ!
ただ・・・本当にこの通りならピタゴラス教団って、
こわいところだったんですね~~~~~~~~

