2016年05月13日
教科書に出てくるあの神社の話。
5月の連休を使って京都に行ってきました。
当初の予定は博物館巡り
ところが、電車の中吊り広告にあった
「石清水八幡宮」
の文字が目に入り、予定変更となりました。
そして、京都市内から電車に乗って約30分
そこからケーブルカーに乗って男山を登った後
約5分程歩くと本殿に到着です。
楼門です、今年国宝に指定されました。
石清水八幡宮といえば
国語の授業で習う「徒然草」の中の
「仁和寺にある法師」で名前だけは知っているという人も多いと思います。
話の内容は国語の教科書にもあるのでここでは省略。
それ以外にもこの八幡宮にはネタがあって、
①:エジソンが白熱電球の改良に使った竹が、
八幡宮のある男山周辺の竹だった。八幡宮の境内に記念碑がありました。
日本の竹を使ったことは知っていましたが、まさかこの場所とは…。
②:室町幕府の将軍を決めるくじ引きが行われたのが、この八幡宮。
ここで将軍に選ばれたのが6代将軍の足利義教です。
③:お弁当の名称に使われている松花堂の名前の由来は、
江戸時代に八幡宮の境内に隠棲していた僧の名前です。
八幡宮にお参りした後、仁和寺に向かったわけですが、
電車&バスを乗り継いで2時間近くかかりました&。
当時の交通事情を考えると、仁和寺の法師が
「年ごろ思ひつること」
と思うのも無理はないと思いました。
あと、「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」
という言葉の偉大さも思い知りました。