2014年05月17日
都道府県の話(1)
ただ今、中学生はテスト対策の真っ最中です

帝国書院の歴史の教科書には載っています

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今回の中2地理のテスト範囲では、
日本の都道府県の位置が出されています

小5のときに頑張って覚えた人は今頃楽勝なんですが・・・
小学生のころサボっていた人は、今頃痛いことになっています

以下、よくあるやりとり、
塾生:「先生、~~県まで書んといけないですか
」

先生:「そらそうよ、東京都とか京都府・大阪府があるじゃん
」

塾生:「なんで京都と大阪だけ府やと・・・
」

先生:「それは、江戸時代の三都が江戸・大阪・京都で中心の都市やからその流れやろ
」

塾生:「ふぅ~~~ん
」

ぐらいで詳しく説明してません
スンマセン


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実は、江戸幕府が倒れ、明治政府になった時に、
江戸幕府の遠国奉行(幕府直轄の要地に配置されたえらいお役人さん)が
あった場所が一時期『府』になっています

江戸府→東京府→東京都
京都府
大阪府、 はわかりますが・・・
長崎府→長崎県
神奈川府→神奈川県
越後府→新潟府→新潟県
箱館府→開拓使→北海道
奈良府→奈良県
度会府→度会県→三重県
甲斐府→甲斐県→山梨県
・・・こんな感じ(もちろん合併を繰り返しながら)です

明治2年(1869年)の太政官布告により、
東京府・京都府・大阪府の3つになりました

それから、
1871年7月・・・1使3府302県
1871年11月・・・1使3府72県
1888年・・・1道3府43県
そして現在は・・・1都1道2府43県
という具合です

江戸時代の300余りの藩を覚えるよりも、
47の都道府県を覚える方が楽です

平成の小中学生⇒がんばれ



Posted by 慈友塾 at 18:04│Comments(0)
│そ~やっちゃ~